12月16日【成功にも失敗にも、行為にさえ執着していないものに、束縛はない 嫌うことも求めることもない、その人は永遠に自由である。】

真善美な生き方について考えてきたわたしが、1年間で100冊以上の本たちを読んできました。
哲学入門から漫画まで。ちょっと偏ったジャンルから素敵な言葉たちをピックアップ。
12月1日から12月25日までの25日間。わくわくするようなクリスマス期間にお届けしています。
すこしでもあなたの心にじんわりなじみますように。

無境界―自己成長のセラピー論

成功にも失敗にも、行為にさえ執着していないものに、束縛はない
嫌うことも求めることもない、
その人は永遠に自由である。

ケン・ウィルバー(1986). 『無境界―自己成長のセラピー論』 株式会社平河出版社(56)

赤ちゃんの頃に 善 悪 の判断はあったでしょうか。

自分自身の赤ちゃんの頃なんて覚えていないかとは思うのですが・・・
だんだんとまわりに子供を持つ友人が増えてきて、わたしは小さな子供と関わる機会が増えてきました。
小さな子供と関わるたびに 善も 悪も ないな。と実感します。
ご飯で遊んだり、眠気にあらがえずにぐずりだしたり、気がついたら大人が考えつかない事を平気でやってのけたりします。
(犬や猫の方が賢い・・・とぽそりと聞いたことも)

赤ちゃんや小さな子供は、成功も失敗も、行為にさえ執着していない。

ただ、懸命に いま を生きているだけ

その姿はものすごく美しく感じるのです。
ああ、目指す場所はここかもしれない。それをなんとなく感じたときに、真善美な生き方のヒントが生まれたのでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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