12月25日【「なぜ?」と問い続けてみる】

真善美な生き方について考えてきたわたしが、1年間で100冊以上の本たちを読んできました。
哲学入門から漫画まで。ちょっと偏ったジャンルから素敵な言葉たちをピックアップ。
12月1日から12月25日までの25日間。わくわくするようなクリスマス期間にお届けしています。
すこしでもあなたの心にじんわりなじみますように。

感性のある人が習慣にしていること

「なぜ?」と問い続けてみる

SHOWKO(2022). 『感性のある人が習慣にしていること』 株式会社クロスメディア・パブリッシング (182)

Happy Xmas !

ハッピーなクリスマスにお届けするワンフレーズは、活動の名前でもあるTOIYOGA、つまり、
「問い(TOI)」についての言葉。

小さなことから大きなことまで。生きていればいくつもいくつも、分岐があります。
無意識かもしれないけど、あなたはそれを 選んで ここに存在し続けてることは間違いありません。

簡単に答えがでるものもあれば、なかなか出ないものも。

なかなか答えがでないから、とりあえず答えを出してみて進んでみる。
なかなか答えがでないけど、出さなきゃいけないからずっと考え続ける。
なかなか答えがでないから、見なかったフリをする。なんなら問いをやめたと手放す。

わたしが知っていたやり方は上記3つ。1番目はわたし苦手なんですよね。
世の中(特に経済社会)は結構これを推奨しているから、やれって強制されている感覚がものすごく苦手。
1番目をイヤイヤやって、結果が出なくて拗ねて、3番目を途中で選択して、やめちゃう。このパターンがわたしの王道なんです。
SHOWKOさんの答えの出し方はどちらかと言えば2番目かな。
無理に答えを出す・・・と言うよりかは、視点を変えて自分を知る、そんなやり方です。
嫌な自分に出会ってしまったりするから2番目のやり方はMっ気がある人にはおすすめかもですが、これはうまく考えないと堂々巡りになってしまうこともあるんですよね。

わたしがクリスマスにプレゼントしたいのは、四番目の考え方。

なかなか答えが出ないから、保留にする

保留にするだけです。保留にしてたまにちょっと見直してみる。ただこれだけ。

いつも頑張って答えをすぐに出さないと気が済まない人は、最初はめちゃくちゃ気になってしょうがないかもしれません。
頑張ったけど出ないから見なかったフリをしてごまかす人は、なにが違うの?と疑問に思うかもしれません。

問いを手放すのではなく、奥底に問いを持ったまま世界を見る。これが見ないフリしている人との違いです。

保留にしていると不思議と目に飛び込んでくる情報がその問いに近しいものになってきます。
だから、不思議と気がついたら答えが出てたりしますね。

保留にするってすごくはじめは戸惑います。やってきた人、実践している人ってきっとほとんどいないから。
わたしもそのひとり。ヨガをはじめて、保留にしてもいいって考え方に出会って数年。ようやくなじんできた感覚です。
それでもまだ油断すると戸惑うし、悩む。でも以前よりはずっと楽に日常が過ごせていますね。

問い続けること、それから、保留にすること。それがTOIYOGAがつくる「問いと浮遊する時間」です。
どんな答えになっても構わない。気がつくことが大事。

もうすぐ新しい年を迎えます。あと数日間、どんな気づきがあるでしょうか。
アドベントカレンダーこれにて終了とさせていただきます。楽しんでいただけたら幸いです。

さあ、今日もすてきな1日になりますように。

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