\ どんな動物を言ってるか当ててください /
\どんな動物を言ってるか当ててください/
ある人は、
「根っこのようなもの」
ある人は、
「農具のようなもの」
ある人は、
「石のようなもの🪨」
ある人は、
「杵のようなもの」
ある人は、
「臼のようなもの」
最後の人は、
「へびのようなもの」
さて、どんな動物が浮かびましたか?
猫ブッダの登場です。
このお話は古いインドのたとえ話です。
群盲、象を評す
とある国の王様がゾウを見たことがない人を集めてゾウのからだを触らせて、
ゾウとはどんなものか?
を答えさせました。
そう!それが、冒頭のところに繋がります。
それぞれ目を閉じて触った事実を言ったのです。
面白いのが、この言葉たちを手繰り寄せてもゾウにたどり着くのがなかなか難しいんじゃないかってこと。
ゾウを知ってるわたしたちは、
ゾウとはどんなものか答えられます。
ゾウを知ってる人から見たら、ありえない答えです。農具って……
観点しかものを見ていないのに
自分の見方が正しいと思い込んでいる
人間の不確かさ
↑これに対し、
「考えが間違っている」と罵るものは自ら喧嘩、抗争を招いているのと同じ。
敵扱いはいけないと、猫ブッダは解説しています。
いま見ている景色は、
観点ですか?真実ですか?
誰がそれを判断しているんですか?
意外とこの世にあるもので、
真実だと言える物事の方が少ないかもしれないです。
ゾウって触ったことあったかなあ…
と、ぼんやり記憶を思い返したのでした。
※この記事は、21年04月02日のInstagramで投稿されたものをリメイクしています。