道徳の時間が嫌いでした。

道徳の時間が嫌いでした。

あれって、
悪い行動がなぜ悪いのか?
とか考える場ではなく、

“どんな事を思っていても”

先生が望んでいる答えを出せばいいんでしょう?
大人に望まれている行動をしろってことでしょう?

とっても退屈でした。
(ディベートの方が面白かった)

たぶんそこから【考える】って事を辞めて、
【大人に怒られない範囲の行動】を主軸にするわたしができあがったのです。

それがいま1番楽しいのは【考える】事なんだから不思議です。

そんなことを思い出させてくれたのは、こんな本。


猫ブッダは悩まニャイ-しあわせに生きる84の方法-
著者: 宮下真

ブッダが書いた本(ダンマパダ)を初めて読破した猫が語り手になってわかりやすくお話ししていきます。
どこから読んでもいい1ページ制になってるので、気になるところをつまみ食いするわたしにピッタリ。
ゆるーい猫ブッダのイラストも可愛い🐈


ものごとは心に支配され、
心を主とし、心によって成り立つ。
もしも汚れた心で話したり行動したりするなら、
苦しみがその人につき従う。

宮下真(2015). 『猫ブッダは悩まニャイ-しあわせに生きる84の方法-』 株式会社 ワニブックス (14)

ダンマパダの1ページ目はこれからはじまります。
いまは情報社会だから様々な方法があるし、有名な言葉や考え方だから改めて言われても…って感じだけど、これが2500年前だったら…と考えるとドキッとする。

わたしはいまドキッとしてるわけだから関係ないかもだけど。

【大人に怒られない範囲の行動】の心で話したり行動したりするならそりゃ…つまらないだろうし、だんだん苦しくなってくる。

自分の心の汚れは人それぞれ。
こんな些細なことも汚れだったの?!
って、ものすごくびっくりすることもでてくる。

世間一般の”きれいな心”ではなく、自分が考える”きれいな心”ってなんだろう。
反対に”汚れた心”はどんなことを指しているんだろう。もちろん世間一般は参考にしていいけど、自分が考える”汚れた心”ね。

世界が変わって見える。は、
たぶんこんなところから。

人にシェアすると面白いのでよかったら身近な人とぜひ。

※この記事は、21年03月19日のInstagramで投稿されたものをリメイクしています。

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