くよくよ悩みやすいわたしが出会った ”3つの知恵”
今日は”3つの知恵”に出会った話。
Yoshi 著
著者のYoshiさんが言うに、
知恵とは3つに分類できて…確かに正しい知識という知恵空回りの知恵見分ける知恵と、わけるそうです。
ひとつめは、”確かに正しい知識”という知恵
確かに正しい知識は、直感的に五感で知覚されるもの、
Yoshi(2019). 『ハタを照らすヨーガ』 キラジェンヌ株式会社 (185) ヨーガ・スートラ一部抜粋
正しい理論と論理的な推理よりのもの、
そして、経典からもたらされたものを指す
自分自身で実体験したものは、確かに正しい知識に認定されるが、人から見聞きしたものは自分にとって
“確かに正しい知識”かどうかは言えない。
また、地球は丸いとか、人は必ず死ぬとか、正しい理論と論理的な推理よりなものも
“確かに正しい知識”になる。
経典は、いわゆる仏の教えが書いてあるもの。
キリスト教なら聖書、イスラム教ならコーランなども”確かに正しい知識”になる。
経典が正しい知識なの?!と驚きました。
まだまだわたしはリアリスト寄りだったんだなとも。
神様(もしくは近しいもの)が書いたものなんだから当たり前じゃん!
と言われても特にこれといった宗教がないから、その実感があんまりないんですよね。
ふたつめ、”空回りの知恵”
間違っているのに正しいと思い込んでしまってるもの確かに正しい知識として把握していないものこれがふたつめです。
真夜中に歩いていると白猫だ!と喜んで近寄ったらビニール袋だったり…
見た目怖い人に優しくされて一瞬にして気が変わったり…(逆もまたしかり)日常的によくあるものです。
わたしもよくよく感じています。
みっつめ、”見分ける知恵”
ひとつめの”確かに正しい知識”という知恵とふたつめの”空回りの知恵”いま自分が考えていることは、果たしてどっちだろうか?
これを問いかけることがみっつめの”見分ける知恵”です。
みっつめの知恵をくりかえし行うこと…つまり問うことで、自分の中に間違いがあるんだと受けとめます。
続けることでどうなるの?
第3の知恵によって、未来の苦は避けることができる。
Yoshi(2019). 『ハタを照らすヨーガ』 キラジェンヌ株式会社 (192) ヨーガ・スートラ一部抜粋
言葉で整理整頓され納得したんですよね。
なんでわたしはこんなにも、側から見ればそんな大袈裟なと言われるような子供みたいな問いを続けているのか…
空回りをすることなく、確かに正しい知識を判別することで、未来の苦を最小限に抑える。
前回の話(ヨガ・スートラ)につながり、事前に苦を避けたり最小限にできるなら…
ヨガのゴールに近しい状態(心が止滅した状態)なんだろう。
前回の記事はこちら↓
なんだかんだヨガを好んで続けているけれども、なぜかといえば現在のわたしの答えはきっとこれ。
さて、読んでくれたあなたはどうでしょう。
いま…考えていることは果たして
“確かに正しい知識”という知恵なのか…単に”空回りの知恵”に振り回されてるだけなんだろうか。
良かったらぜひ一緒に第3の知恵を育てていこう。