12月04日【「絶対の私になる。」って決めたの!】

真善美な生き方について考えてきたわたしが、1年間で100冊以上の本たちを読んできました。
哲学入門から漫画まで。ちょっと偏ったジャンルから素敵な言葉たちをピックアップ。
12月1日から12月25日までの25日間。わくわくするようなクリスマス期間にお届けしています。
すこしでもあなたの心にじんわりなじみますように。

九龍ジェネリックロマンス 4

「絶対の私になる。」って決めたの!
~中略~
たとえ一瞬でも、私が私であると言える自分になりたい。

眉月じゅん(2021). 『九龍ジェネリックロマンス 4』 株式会社集英社 (第28話)

自信を持って「絶対の私ってこれ!」と言えるものって存在するんだろうか?

この台詞は、主人公の台詞なんですけど、ちょっと不思議な世界観に住んでいるんですよね。
過去の記憶を持ち合わせていない。いつの間にか、ここにいて、日々過ごしている。
物語が進んでいくと、どうやら自分はクローンのような存在かもしれない。と、疑問を持ち始めるんです。

この台詞はその疑問を持ち始めた頃に宣言した言葉です。
そんな物語を知らなくても、この台詞は響いてくるんじゃないでしょうか。

「絶対の私になる。」って、思ったことはありますか。
わたしはないです。考えたこともない。考える必要も無いから。
そもそも、「私が私であると言える自分」って、あなたにはありますか。
名前や性別や住んでいるところ、働いていたり、好きなこと、・・・・・・これらが「私が私であると言える自分」なのでしょうか・・・

今日も見ていただいてありがとうございます。

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