12月02日【みんな一人一人それぞれにそれぞれの『わたし』がいるのだから、もっと『わたし』を考えよう】

真善美な生き方について考えてきたわたしが、1年間で100冊以上の本たちを読んできました。
哲学入門から漫画まで。ちょっと偏ったジャンルから素敵な言葉たちをピックアップ。
12月1日から12月25日までの25日間。わくわくするようなクリスマス期間にお届けしています。
すこしでもあなたの心にじんわりなじみますように。

聖書を読んだら哲学がわかった キリスト教で解きあかす「西洋哲学」超入門

「みんな」を救うことは一人一人の「あなた」を救うことと同じなのです。~中略~「みんな一人一人それぞれにそれぞれの『わたし』がいるのだから、もっと『わたし』を考えよう」

MARO(上馬キリスト教会ツイッター部)(2021). 『聖書を読んだら哲学がわかった キリスト教で解きあかす「西洋哲学」超入門』 株式会社日本実業出版社 (132)

笑っちゃうぐらいゆるいイラストの哲学入門書。
引用文の言葉は、誰の言葉かと言うとイエス・キリストです。やさしくMAROさんが解説してくれています。

「隣人を愛しなさい」なぜそう言ったのでしょう?
わたしはずっとわからなかった。言われてもピンと来てなかったのが正しいですね。
(一応、聖書の授業をかじっていたので学んでいる筈なんですよ)
しばらくして、大人になった今、引用文と出会って納得したのをおぼえています。

ああ、そうか。だから『わたし』についてずっと考えているのかと。

みんなを救うことは出来ないけれど、一人一人の『あなた』を知ることはできる。
『あなた』が求めていることが解決すれば、一人を救ったことになる。
それがたくさん増えていけば、みんなを救うことができる。

理想的で善人だなーと思う反面、ああ、そうか、と納得もできる。シンプルで簡単な考え方です。

『わたし』を考えることで、それぞれの『わたし』が救えるかもしれない。

すごく大げさかもしれないけど、わたしがやっていることはおそらくコレ。
わたしがつまづいたところで、同じようにつまづいたら、読みに来てくれるとうれしいです。

今日もすてきな1日になりますように。

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